Uketuke0419-001 4月19日(木)午後7時~8時半に、 基礎講座の第1回が開催され、90名程の参加者がありました。

 今までは、「市民の会」の各種講座の事務処理や案内・受付は、千葉科学大の学生さん達で行なっていましたが、今年度から、「市民の会」のスタッフがこれを引き継ぐことになり、今回が練習の1回目です。
 手分けして、参加される方々の車の誘導を行い、また、教室前に幟旗を立て、テーブルを出して、受付(右写真)をしました。
 去年の学校教育支援でお会いした校長先生など、懐かしい方にも、お会い出来ました。

AkagiAisatu0419-001 講座の開講にあたり、「市民の会」の工藤会長、千葉科学大の赤木学長(左写真)、および講義担当の安藤准教授から挨拶があり、ジオパークのガイド養成講座の意義を確認しました。 
  基礎講座の修了試験に合格し、続くマスター講座を修了し、その間にガイドの演習を何度もこなしていくことで、2年掛けて、認定ガイドの養成を目指すということです。 

 今回のテーマは、「地球の歴史」です。
 地球46億年の歴史が、今迄、どのように解明されているか、解明するに当たって用いた手法はどのようなものか、そして、人類は、地球の歴史上で、どのような位置に立っているのか、人類の未来は?。。。と、壮大なスケールの講義が続きます。
  地球の46億年を24時間に当てはめると、人類の出現した258万年前 (新生代第四紀)は、45秒前に当たるそうです。 このささやかな存在でしかない人類が、5億年以上前の、カンブリア紀の三葉虫を調査しているのも、感慨深いことです。   
  
Jugyo0419-001 地質時代区分の講義(右写真)では、配布されたA3サイズの年代表を、学習者自身が工夫して色分けすると、理解が深まると、安藤先生からアドバイスがありました。
 相対年代による地質時代は、動物の進化を基準にして区分けされていること、植物は、それを捕食する動物よりも、先行して進化してゆくことが説明されました。
 
 銚子の地層で特筆すべき点(年代が新しい順)
① 屏風ヶ浦の名洗層に新第三紀と第四紀の境界があり、ほぼ、人類誕生の時代に相当する。
② 日本海が開き始める前の時代、夫婦ヶ鼻層にマグマが貫入し、 風変わりな成分構成比を持つ古銅輝石安山岩が露頭している。
③ 犬吠埼周辺には、 アンモナイトなどの浅海性堆積物を含む銚子層群の地層が露頭しているが、 銚子層群を含む白亜紀はまた、恐竜が跋扈した時代でもある。
④ ジュラ紀の愛宕山層群の堅固な地層が東海岸の基底にあることで、銚子半島の独特な形状が維持され、三方を水域に囲まれた海洋性気候で、漁業だけでなく、醤油醸造・キャベツ栽培・風力発電に成功している。
 
 稀有の僥倖に恵まれた銚子の地を大切にしたいと、改めて感じた、今日の授業でした。