InuwakaGuide0324 3月24日(土)10:00~14:00 に、「銚子ジオパーク推進市民の会+千葉科学大学」の主催で、『月例見学会_犬岩・千騎ケ岩・愛宕山』が、犬岩で開催され、40数名のお客様が参加されました。
 今回は、「~市民の会+千葉科学大学」発行のパンフレットにある「エリアB」のジュラ紀の岩体がメインテーマです。 
 朝7:00には、今にも泣き出しそうな空ながら、降雨量はゼロ⇒実施を決めました。今回は、犬岩千騎ケ岩愛宕山の3ヶ所をご案内します。
 スタッフは8:30に犬若青年館奥の広場に集合、(a)犬若青年館前と(b)犬岩前、および愛宕山の(c)展望館入り口に、マスコット・キャラの「超Cちゃん」をあしらった幟旗を立て、犬岩前に受付テーブルを出して、お客様を迎えました。また、テーブルの1台に、スタッフの1人が集めた「愛宕山の岩石+化石標本」を陳列しました。この頃から、絹糸のような氷雨が、また降り始めました。
 三々五々お見えになるお客様の小グループに対応して、随時、1~3名の「市民の会」スタッフがガイドを行います。その内容の概略は以下の通りです。左上写真は、ベテランガイドの犬若海岸での解説。Sengaiwa_120324
 以下で、(*)印は比喩です。 

 (1) 硬砂岩と泥岩、非マグマ起源の流離構造
 (2) 正断層(大構造)と海食洞、
   浸蝕と犬岩ファミリー(*)、
 (3) 正断層(小構造)と犬岩、犬岩の保護
 (4) 火砕流堆積物とアバット(不整合の一種)、
 (5) 名洗層の級化層理と斜交層理、
 (6) 千騎ケ岩(写真右)と空洞、
 (7) 義経伝説(犬岩・犬若岬・千騎ケ岩)、
 (8) 犬若岬と千騎ケ岩の崖地植物、ウミウ、
 (9) 付加体とメランジュと高神礫岩_「日比友愛の碑」周辺 

 今回は、中生代のジュラ紀(約1.5億年前)の愛宕山層を中心に、新生代の新第三紀・鮮新世(約500万年前~)の名洗層、および、後の時代に受けた変容にも触れます。
上記(1)では、犬若岬の弟犬岩(*)で、実際に、硬砂岩泥岩の硬さの違いを、お客様に確認して頂こうとしましたが、足元には投棄された板ガラスが散乱しており、ゴミの不法投棄に遮られる形となりました。弟犬岩(*)の崖上では、ハマボッスタイトゴメの肉厚の葉が、寒さで幾らか紅葉しながらも元気に生育中でした。